朝から昨日とは違うことをしてみようと思っていたが、大して大筋変わらない。この3日間、休養だと称して同じリズムで生活を回していた。休養中だから特別何かをやる必要はないのだが、どうもすっきりとしない。猛暑が一旦お休みで、私自身もお休みにしたが、つまらないのだろう。同じような日が続けと思っている割に変えたいなあと思ってしまう。人はどちらの考えにも揺れ動きながら、いつだって「これだよコレ」と思っていても、途端に慣れてしまって、その価値すら忘れてしまうようだ。だからって悪い訳でもないが。
何も苦にせず、障害を感じず、ただ毎日を送るって最高なのだが、どこかそれだと自分の存在を持て余している感じがし始める。もっと何かやれ～とは思わないが、満ち足りていないのか？と物足りなさもある。これも生きる足掻きの1つなのだと思う。けして同じ場所でずっと満足など出来るものでもないから生きられるのだし、次への満足に向かって動き出せるものなのだろうし。どこにいても、何をしても、結局は足掻くことに変わりない。ただ違うのは、自分のために足掻けるところにいるかどうか、やっているかどうかなのだろうなと思う。嫌々足掻いていると虚しくなるからなぁ。そういう時も経て、の今現在ではある。いろんな足掻きを経験して来たからこそだなと思う。だから、いつだって無駄そうな足掻きも必要だ。アレ？おかしいぞ、と思ったら、自分でまだやるか、やめるか決めたらいいのだ。
そこで自分はというと、仕事を今年の1月に辞めて、ちょうど半年くらいたった。どうだろう。続けて来たボランティアに集中出来るよな、と思ったが、気持ちというのはどんどん変わって行くのだなぁと感じているところである。ブログだって、書くことばかりが人生じゃないなとか急に思うかもしれない。何十年も続けて来た音楽だって、ふともういいかな、と思うかもしれない。人間関係だって、常に一緒にいる人が自分の思いとは関係なしに変わることもある。自分の思いも、周りの環境も、やはり諸行無常でひとつ残らず変わって行く対象だ。いい人間だった（かもしれない）過去の自分だって、これから偏屈な嫌われるような良くない人間になって行くかもしれない。子どものときにキラキラした思いや感情でさえも、同じようなものは望んでももうないとか、もう望まなくなったりすることもあるだろう。
なぜこんなことを書くかというと、突然「支援したいのか？」という問いが出て来たからだ。関わっているところは仲間も頼もしいし、対象になっている人たちもこれから未来に必要な教育活動だったりして、十分にいい活動だと思っている。ただ、自分はどうなのか、というところに問いが生まれた。自分も子どもの頃からボランティアをすることについて、何のためらいもなく、当然のように色々やって来た。けれど、ここに来て、だんだんと「これはもう必要ではないんじゃないか」「求められているものではなくて支援したい側が求めているものかもしれない」と思う瞬間があったからかもしれない。お互い持ちつ持たれつの関係ではあるし、人同士が関りを持つことも楽しいことであるし、小さなことで互いを支え合うことも多くて喜びも倍増することではある。けれど、だ。自分が今この場所でやりたいことはそれなのか？という問いもあり、支援したくてやっているのか？というところに来てしまっているみたいだ。
ほんのちょっと手伝うよ、がここ数年でどっぷり浸かったことで違う側面を感じるようになったとも言える。何も考えず手を差し伸べられた自分がもういないなぁと思った。常に考えてしまっている。自分が受け取る気持ちも変わって来たのかもしれない。ボランティアはお金をもらわない代わりに、誰かの気持ちを頂いていると思う。物理的に役に立ったことで満たされることもあるし、出会った人の笑顔も嬉しい。それはそうなのだが。ここらで違うもの、違うことをしたくなっているのかなぁと思う。答えは出ていないのだが。
支援の形が違うのか、それとも支援という体質が自分にもう合わなくなってしまったのかも考えてみた。違う支援の形はたくさんあることもわかって来た。たぶんそれも気にはなっているけれど、それよりはきっと、単にいろんな荷物を下して仙人みたいな生活が出来たらいいのになぁ～なんて、思ってしまうのだと思う。人が生きる社会では助け合って、大なり小なり自分も他人のために瞬間的に自己犠牲もある中でやり取りしながら譲りながら、でこぼこしながら生きているものだろう。それを感じているからこそ、わかって来たから、だからこそ湧いてきた欲望なのかもしれない。
なーんて、言いながら、単純に予定が詰まることが窮屈だったりしているのかもしれないな。今週を過ぎたら、年末まで気を抜けない。やることがある幸せでもあるが、やらないくていいならそれも幸せなのだ。のんびりしていること、何も考えずゴロゴロしているのが好きじゃ～。ああ、なぜこうなった。今は貴重な休みを惜しんで、予定までの日にちをカウントダウンしている。いつかとんでもないことをしでかして、「もうやらなくていいから！！」と誰かにキレてもらって、自分はやらなくていいことになんないかな？と思ったりもしている。ははは、それはそれで嫌なのだよなぁ。
では今日はこのへんで。
