朝起きて、朝早い時間に出かける家族を見送った後、寝る。起きて、朝ご飯を食べる。暫らく動いて、どうにもならなくなって、床で転がっていた。寝不足だ。一日の中で目覚める、という行為を繰り返した。ただでさえ、最近では日にちの感覚が狂っていて、今日が何の日かわからないことも多い。度々明るい光が差し込んで来ても、この太陽の光はいつを表す光なのだろう・・・となりそうな雲行き。夕日を朝日だと思って間違えて行動をしてしまったらと思うが、今だと何かしら時刻を表すものがあったり、テレビ・ネット等何らかの情報が流れて、自分の「今」を教えてくれる。もし、日差しだけで自分の時間を計る生活になったらマズいかと思ったが、人と会う予定とか人に何かを合わせなくてはならない用事が外にある場合はそこでわかるわけだし、無いなら無いで誰に迷惑もかけないから大したことはないなと思い直す。大抵のことはほんの少し調子が狂うだけで、社会の足並みに揃えて動く必要がなければ、人様にも迷惑がかからない状態だよなと思う。ダイジョブだ。
とはいうものの、寝たり起きたりすると困るのがご飯だ。眠り続けるだけなら、目覚めてお腹が空いて食べるが、何となく時間帯に合わせた方がいいかな？などと頭でも考えてしまって、朝ご飯、昼ご飯、おやつ、晩ご飯と食べる時間を考えて作って食べてしまう。合間に寝ているから、大してお腹は空かない。消化不良のままになっているような気がする。けれど食べない選択をすることがない。食欲を司る神経も一緒にリズムを狂わされて行くんだろう。たくさん食べてしまったり、何かを続けて食べたくなったりしている。今も今夜は何を食べよう？とお腹一杯のはずなのに頭で考えていたりする。動いていればいいのだろうが、今日は寝不足から小刻みな睡眠時間ばかりで散歩に出る時間を逃してしまったし、コレといったやりたいこともなく、あとはブログを書いて眠るのみだ。何とももったいない時間の使い方をしている気になる。
こうやって書いていると気が付くことがある。使い方の下手な一日だと言いつつ、食べる寝る、以外にも読みたいと思って借りて来た本を読み終わり、ここ数日少ししか出来なかったピアノの練習もやれた。問い合わせの連絡もすぐに返して、観たい映画もドラマも実のところ見終わった。簡単な掃除や洗濯、片付け物もしたはずだ。ああ、やれることで本当に消化していないのはお腹の中だけかもしれない。眠たい気持ちに対しても、必要に応じて気持ち良く眠っていたわけだし、何のことはないのである。
そうやって変なことを自分で勝手に一日の中で取り上げて気にするのだ。何に自分で着目するかで気になるところは変わる。寝不足、と言いつつ、それがどうしたのだというのだろう。寝ればいい。今の私に止める人もいないし、咎める人もいない。気にしたり咎めたりするのは、自分自身だ。予定を作っていないのだから好きなようにやればそれでいいのだ。
ご飯のことを困る、と書いたが困った事象になりそうなら、次をやめれば済むことだ。芋ズル式に出て来る思考をここで止める。頭が考えていることは大抵の場合体に良くないことが多い。食べたくないのに食べることを考えるとか、眠りたいのに眠らずやることを考えるとか、動きたくないのに動いた方がいいから動こうとか。自分に無理をさせるのだ。今の私がそうである。なので、頭で考えるのを終えて、体が望んでいることを意識してみることにする。お腹はいっぱいで、目が疲れて来た。風呂にも入りたい。その反対に、頭はこんなことを言っている。ご飯はちゃんと食べなきゃ、目を休めてブログ書きを再開しろ、お風呂は後でも入れるぞ、とか。ほら、命令口調になって来た。要領良く手際良く合理的に、などと言ってくる。やばいね～。ポチっと風呂を沸かすボタンをすぐに押した。
では今日はこのへんで。
