引っ越し前夜のように暮らす人ではないけれど、かなり近いらしい。

この時期、退職してお金が入らない生活を始めたからと言って、前年度の確定申告のようなものをしなくていいわけでもなく、今日は午前中に書類を集めて記入。大した収入金額でもないからサクッと終了。金額を見ると、どうやって生きてるのだ?と思われるだろうなぁ。

自分では違うはずと思っているが、友人によるとミニマリストと呼ばれる部類に入るらしい。「引っ越し前夜」みたいな部屋が一番好きだってのはミニマリストなのか?けして、そこまでガランとした部屋でもないのだけれど、カーテンのような布のバサバサした物が少ないのと、テーブルの上に物を置かない。使ったらしまう、要らないと思ったものは即処分するとかは習慣ではある。整理整頓が上手ではないので、物を管理をしたくなくて、ただこうなっている。掃除もマメにしないだろうとわかっているから、ホコリを被る飾りを置かないようにしている。ものぐさの結果、という感じだ。

ついでの話。電気代が月に2千円位、ということでもわかるように、エアコンもない。米はガスで炊くし、電子レンジもない。電気はボイコット出来るところは出来るだけしているという感じだろうか。

他のエネルギーを使わないで済んでいるわけでもないので、供給されたエネルギーは消費している。自分ひとり分しかないはずなのに、エネルギーをこれほど使ってしまっていると感じるのは、毎月の請求を見た時。金額が高ければ高いほど、どれだけ自分ひとりでいろんなエネルギーを消費しているのだろうと思う。多過ぎず少な過ぎず、ちょうどよいところに着地したい。社会の隙間みたいなところに、他に気兼ねしないでのんびり生きていたいので、これからも何かしら工夫は必要だな。人として生きるのに受け取るエネルギーが最低限であれば文句も出ないかな~と。文句出るかなぁ?・・・出るかもな、そのうち。

個人の価値観でのんびりとそうやって生きていてもOKだよ、という社会には余裕がある感じがする。今はまだ個人の価値観で生きたりすることが、ホントかウソかわからないけれど守られてますよという雰囲気があって、暮らしがほとんど安全だと思う。お前なにやってんだよ!、と誰かが言い始めたときは、社会も個人も窮屈になって全員が同じようなことを必死にやらなきゃいけない時だろうなぁ。やだやだ~。

「のんびり」を享受出来る間に、今のうちにしかと頂いて味わっておく。これからご飯も。では今日はこのへんで。