使い方次第で・・・すでに大変なことになったことばかりだ。

久しぶりのブログ書きである。誰に書いているのか、というところの疑問がだんだんとはっきりして来た。ネットの向こう側にいるであろう人間に対してであって、この画面にある機械に向かっているのではないなと。どうしてもネットを通じて物事を発信していると、一体誰がこれを受け止めているのだろうかと思う。単に個人が思うところを書いて、1つのデータとしてAIが学ぶだけのものとなってしまい、人のココロに届かないのなら、この書いているという行為は自分の満足に足るのだろうかなぁと思ってしまって書くことに疑問が浮かんでいた。そのため、暫く書けなかった。でも今は、ネット上でブログを書くというのは、自分が紙で日記を綴るのとは違う意味を持っていると思う。自分も自分ではない誰かに言葉を届けたいという欲望があるのだな。

AIが人の思考を学習しても、善行や悪行を行う人の思考を学んでも、本人の意図しない心の揺らぎを学ぶことが出来るのだろうかという問いがある。人のココロに揺らぎがあるということはわかっても、傾向があるということはわかっても、統計のデータで導くものが元になったとしても、もしそれをAIが吸収しても、出来ることは真似でしかないように思う。人間の快不快は、小さな人間であっても誰からも学ぶことなく、自ら感じて育っているだろう。そこはデータ云々ではないよなぁと思う。人間とAIはなんか違うよなぁ。

まぁ、そんなことはいいのだが。いや、よくないか。自分のPCのソフトのサポート期限が終わって、先日ずっと新しくするかどうしようかと思っていた。結局、メールソフトだけが一番気になるところだったので、削るところは削って他のものにすることにした。それにしてもPCが進化して便利になったと思っていたが、最近はAIがサポートするのが便利で当然ですと言って来ているようで、とても嫌な気分になる。さも、「AIがなければ人間は生きられません」というような世界を押し付けて来る。これって、ただの人間がそういうふうに仕向けただけなのに。人がやっているのだ。思い込まされている。恐ろしい。

いつからか、手足を目や耳を奪い、考えるということすら「時短だから」と自分自身でやらないで、すっ飛ばして生活するようになって来た。自力で歩けるのに高齢者が楽だからと車ばかり使うようになって、筋力が落ちて歩けなくなるのと同じようなことをしているように見える。歩き方すら忘れてしまっている。使うと便利だっただけの物が、それが無いと生きて行けないということにすでに陥っていないだろうか?

スマホを見ながら知らない街へ行き、誰にも迷惑をかけず目的地へ簡単に行けるということは、事前に多々ある情報から地理を理解して歩みを進めたり、その雑多な状況で目や耳を使い周りを確認して歩く力を使う機会を失っているじゃないか。昔は知らない土地に行ったら普通だったようなこと、他人に道を聞くということも、「誰に」「どのように」「どんなタイミングで」するのがいいのかという判断や声をかける能力を鍛える機会をスマホに頼ることにより失って来ている気がする。これは単に「人を見る」という能力が失われつつある今なら、尚更だ。声をかけることは出来ても、ヤバイ人に声をかけてしまう自身の感覚の鈍感さや親切な人とそうでない悪意を持つ人を見分ける判断力の低下が進んで、危険な目に遭うことなるだろう。旅慣れしていると自負している人も、スマホが無ければお手上げ・・・なんてことは結構耳にする。生活に必需品だと言われるが、言われているだけの物なのに、いろんな便利な物がすでに浸透し過ぎて気が付かないよな。

考える力ってなんだろうか。自分でもよくわかっていなかったが、まずは物事についてイチイチ悩むことから始まっていると自分では思う。例えば「えっ?」と自分のココロが反応したら、一度止まってみる。けして簡単に「周りの多くがそうしているし、そういうもんだろう・・・。」と流されて行かないことだ。いろんな見解を受け止めて、自分はどう思うのだろうかと時間がかかっても答えを出す努力を続けることなのだと思う。まぁ、見かけは騙されたフリをしていてもいい。受け止めたフリ、でいいのだろうと思う。「そういうもんだろう?」くらいで。句読点の丸がついたか、疑問符がついたかどうかは他人にはわからない。自分の中に留めて反芻しよう。

こんなことを書いていると、自分が年老いてとっくに忘れた頃に急にAIに問いただされる日が来るのだろうなぁ。「あのときこんなことを言っていたから、今のあなたはフリですよね?」と詰問される未来を予想する。情報を網羅して、人のデータをすべて読み記憶して、社会情勢が変わったときに利用されることもあるのだ、というのが今の社会の仕組みだろうよ。個人情報を把握してサービスされている便利な物は、いつかその情報を基に自身の首を簡単に絞めて来るような便利な物になる。

では今日はこのへんで。