夜遊びも楽じゃない

ボランティアの会議へ午前中出た後、急いで家に戻って昼食。終わったら支度をして少し離れた場所まで歩いて出かけて、小学生ボランティアのための企画を出してくれた施設と打ち合わせ。その後、夏に一緒に活動する作業所へ依頼のための電話をかけた。そんなことで一日のほとんどが終わる。うーん、遊びに行きたい。

夕方帰宅した後に、電車で夜遊びに出かける。サラリーマンが帰宅を急ぐ時間に、反対方向の電車に乗るのである。ほとんどガラ空きの電車に乗り、街の中へ行く。ただそれだけのことだが、遊びに行きたいと思った自分がいて、その通りになっている感じがする。一緒に出かけた家族からすると、「夜遊びっていう時間じゃないだろう」とのことだったが、自分一人ならわざわざ夜が始まる街へ出かけないから、これは夜遊びとなる。たとえ、街へ出てご飯を食べて帰るだけであってもだ。

夜遊びと称して、ただ家族の買い物に付き合う予定で出かけて、お目当ての物を買い終わり、夕食へ向かう。家族は最近出かけてはアジアンフードばかり食べているのに、今日もタイやベトナム料理の店を覗く。結局いつも行っているベトナム料理屋の前に着いた。とても忙しそうである。こちらのお腹もかなり空いていたので、混んでいたが早速入った。

セルフオーダーシステムがいつの間にか導入されていて、注文をして間もなく料理が提供された。見た目がメニューと違うような気がする。メニューに載っている写真と内容にはスープが入っているが目の前のプレートには入っていない。それなのに、どれに使って良いかわからない余分なスプーンが1つついていた。メインの皿はサラダのような盛り合わせだったのに、さらにサラダの小鉢がなぜか付いていた。忙しそうであったのだが仕方ないので聞いてみた。すると、やはり間違いであったようだ。結局家族のプレートに使うスプーンが自分のプレートにセットされ、自分のサラダは単に余分であった。セットに付くはずのスープが追加されて完了。夢中で食べる。美味しい。

その後、夢中になって食べてお腹が落ち着いて周りを見ると、いつもフロアを担っているベトナム人スタッフ二人がその後も忙しく動き回っていた。たまたまかもしれないが、いつもよりもスタッフが一人少ない。セルフオーダーシステムを入れたことによって、人件費を削減したのかもしれないな。店のテーブルが空くと、裏でグラスを片づけている音が聞こえて来た。ガチャガチャとガラスが当たる音。転がる音。スタッフ二人が慌てて動き回っている。様子がとても慌ただしく、忙しいね。

これが、「働いている」ということなのだろうか。今までは音楽がゆったり流れて、所々スタッフが笑って外国語でしゃべる言葉が飛び交い、割とゆったりとしている感じが好きでお店に行くことが多かったが、今日はどうだろう。たまたま人が足りなかった日なのだろうか。もし、こんな日が続くのなら食事をしている店の感じが変わってしまったな。忙しく働いていることが日常になるのは食事をする側から見ていても辛い部分がある。自分がお腹が空いて、わーっと食べるだけの店になってしまったら、雰囲気は楽しめないな。

忙しかったせいなのか、今日はオーダー間違いもどうやら多かったようだ。あちこちで確認のためにスタッフを呼んでいた。利益を得るために、雇う人を少なくして、いる人が忙しく働き、効率良くしようとして何とかギリギリで店を回す。ギリギリなのだな。間違いが増えるのは当たり前に感じるが、間違いが起こるとさらに損失が出て、余裕もギリギリになる悪循環。何とかするには雇われた人がミスをせず、素早く正確に動いて、キリキリ舞いをするしかないのだろうか。何だかなぁ。機械じゃないのに・・・。雇われた人は素晴らしく仕事が出来る少数の人になって行く。これって、かなりきつい世の中じゃないか?いやだなぁ。

お腹一杯に食べて夜遊び終了。いつもよりも丁寧にごちそうさまをスタッフに言って帰宅。店を出た後「忙しいね。」と言ったら、「忙しいね。」という言葉が家族から返って来た。そして、「大変だね」と繰り返した。

あーあ、今日はこのへんで。