昨日届いた新しいヘッドホンを使って、自分のピアノの音を聴いていた。どれだけ自分が好きなのだろう?自分のことがやっぱり結構好きなのではと最近は思う。以前支援していた子に「自分自身のことが好きでしょう?」と言われていたことを思い出して、もしかしたらそうなのかなと自分について思い直しているところである。嫌いとは思っていなかったが、好きという行為だとは思えなかったのだが。こんな自分を自身が好きであるとは言ってはいけないような感じだったかもしれない。なぜそう感じていたのか、もうわからない。ただ今は自分がきっと自身のことを好きなのだろうと思う。トニモカクニモ、ヘッドホンをして臨場感あふれる音を聴いていたらかなり素敵な時間になった。音色の違いもよくわかった。どうだ~、いいだろ。誰に告げるわけでもないが、一人でニヤニヤしていた。人から見たら素敵には見えない?かもな。
自分の演奏というのは、自分の心の中に描いている音と外の音がどれだけ近くなるかを目指して行って、その間にもっと素敵な音を偶然見つけたり出会ってしまったり…といろいろ時間をかけて出来上がっている。内なる音と外に在る音がひとつになって通じ合うような感覚。それを把握して維持し続けるということもあるし、ずっと新しい音を鳴らし続けて楽しむこともある。内なる音が膨らめば膨らむほど、自分の思う心地良い音が出て来る確率も増える。どんな音に自分は憧れているのだろう。素敵とか美しいとか思うのだろう。そう思った分、音楽の熟成が深くなる気がする。どれだけ素敵なものに出会うか感じるかだなと思う。内側へ向かっていながら、外側へも向かう。どちらもあるから出来上がって行くのだろうなと思う。
さて、今日はこれから友人の子どもが出る合唱やダンス等の発表会に行く。その子ももう立派な社会人であるが、練習の時間を作って集まり、他に自主練もしながらの1年に一回程度の会である。ハンディキャップがある子たちが集まる高校での同級生仲間同士で結成して、その親たちも熱心に場を作る手助けもしている。卒業してすでに5年以上経つが、コロナに負けず継続しているんだよなぁ。何より楽しそうに熱心にやっている姿がすごいと思う。表現を作り上げることがみんな出来るんだよなぁ。好きなものをとにかく表現している。今日もまたどんなものが飛び出すのだろう。2時間ほどの演目を楽しみにしている。
4月も中旬になり春の嵐が度々起きていて、陽気は初夏へ向かっているようだ。雷も突然やって来ては静かな雨を降らしながら音を轟かせていて、その度にこちらも驚かされている。けれど嫌じゃないな、春雷。一瞬のドキッとした感覚だけで、次は何が起こるのだろうかとワクワクしてしまう。楽しい予感のようだ。勝手に明るい日差しも想像して、イイことがありそうだと思うのだ。
では今日はこのへんで。楽しい一日を。