ここだというところで手を引くのが難しい

なんで?振り返りしろと言うのだと思うメールが来た。ブログを書いていると1年経ったらそういうメールが来るようになるのか。へ~。毎日自分を振り返っているけれど、自動的に自分自身の日記を見させられて、自分を振り返ってみろよと言われることなんて、学校みたいだ。何だか反省しろ、と言われているみたいでムムっとなる。まぁ、いつものように大人げない。

ところで、ケーキ屋に通うのは続いている。1週間ぶりに行く、なんてときはかなり久々の感じがある。大体店の手伝いに行くのは週に1度なのだが。他にもお客として買いに行ったりしているので、本当はたくさん顔を出しているはずなのになぁ。なぜかいつも久しぶり感がある。手伝いに行くと、店主はいつも仕事中たくさん話しかけて来る。昨日はお客さんが来ない時間に新しい仕事内容を学ばせてもらった。

この時期売れるギフト包装だ。最初はホワイトデー用に作る簡単なプチギフト。実は店主より綺麗に出来た。ははは。きっちりピッチリ線を付けながら揃えるのは得意なのかもしれない。他に色や質感の違う紙で生チョコレートの小さな箱を包む。紙の面積が小さくて済む包み方を習った。初めてにしては綺麗に出来たと思う。ただ薄い紙の場合は、である。ちょっと違うタイプの厚みのある紙を使ったら、途端に下手くそになる。時間もかかる。店主に相談してみた。厚みがある分、折りが甘くなるところがある。それに内側に貼ったテープが機能しにくいようだ。難しい。お客さんが入って来ない時間を十分に使って練習させてもらった。間違ったりしながらも、紙一枚無駄には出来ない。何とか整えてすべて売り物にするのだ。何個か出来上がった。よしよし、上出来。

店主はホールケーキの予約がたくさん入っていて忙しいはずなのに、手を止めながらきちんと教えてくれていた。手の端に無意識についていたクリーム等がたまにこちらの紙に付いた。「触ると汚れるからダメだな」と苦笑いして口頭でポイントだけでもと見ては伝えに来る。いや、店主は一人でケーキすべてを作っていて忙しいのに、全部応えようとしてくれることがすごい。もし若い子で弟子になったら、きっと細かい技術もすべて教えてもらえるから、かなり身になるだろうに。自分にはもったいないなぁと思う。この年齢になってからお店の手伝いをし始めた身にも、新しいことを丁寧に教えてくれる場と人が存在することがありがたい。

初めて触るような特殊なリボンの種類と使い方を教えてもらった。ギフト包装は学生時代のバイトで定型の形を一種類の方法でたくさん包んだことはあったけれど、リボンをかけることや筒状で紙が少なくても済むタイプの包み方はやったことがなかった。こんな年になってからもまだ「初めて」があるもんなのだなぁ。楽しいゾ。

リボンをクルクル巻いたり、飾りのシールを貼り付けたりするのだって、もっとセンスも必要なのだろうけれど、ひとまず店主からの視点で合格点を貰えればいい。ここは店主の店なのだ。少し気が楽でもあり、自分にとっては厳しくもあり・・・。その時々の流動的な雰囲気作りの要素が多いので、自分にはとても難しいと思う。リボンに関して言えば、店主から「形を考えて作り過ぎず、適当なところで諦めるのも意外とイイんだよ。」と笑って言われた。おいおい、それこそセンスだ~。

普段からガッチリ作り込みする自分の性格を読まれている。よし!諦めも肝心だ。手を止めてショーケースの中に収めた。外から眺めて見たら、難しいと思っていた「無造作」なリボンの感じが出ていて、案外いいものだと思った。見て、触って覚えて行くかな。

では今日はこのへんで。