料理の「さしすせそ」を知っている人は多いと思う。また栄養についての「まごはやさしい」とか。多少はその土地や年代ごとに変わっていると思うけれど、何かを覚えたりするのに、とても役立つよなぁと思う。自分は知らなかったが、合コンで使うとイイ関係が作れると言われている言葉があるそうな。合コンなんて、すでに古い言葉だろうけれど、自分の合コン全盛期には知らず、今になってそんな言葉集があるなんて全く知らないままで生きてしまった。もったいない。もっと使えたのに~と今更思う。
ちゃんと覚えていないがこんな言葉だった。「さすが」「知らなかった」「素敵orすごいね」「センスある~」「そうなんだ」というもの。相手を褒める言葉で驚き、感心して、共感、納得感等を感動と共に伝えているようだ。
この言葉を日々実際に使っているという人から教えてもらった。その人は30代で男子の小学生の子どもがいるママである。仕事が常に忙しいようである。家に帰宅すると子どもが、ママ聞いてと寄って来る。仕事の疲れからほんの少し休みたいと思って、スマホで漫画を見ながら話を上の空で聞いているが、無視するよりはいいと思って、最低限子どもにこの言葉を使って返事をし、かなり多用しているらしい。その話を聞いて思ったのは、カエルの子はカエル。いつか思春期になって、親にそっぽを向く時期が来るだろう。そのとき話しかけても、返してくれる言葉は親が上の空で返していたあのときの言葉だよなぁ。おそらく状況としては子どもも本気になって親の話を聞いてはくれないが、一応は義理でも返事をしてくれるだろう。そんなことが目に浮かぶ。で、気になって、それでいいの?と彼女に問うと「あ、イヤかもしんない。何も考えてもらえないのは嫌かも。」と返答が返って来た。無視するより全然いいと思うが、やはり自分がされて嫌だなと思うことはしない方が良いよな。
だが、言葉としてはとても使い勝手の良い、言葉だと思う。合コンのみならず、人との関係を繋ぐスキルとして身につけておくと、いいよなぁと思った。今からでも遅くない。使えばいいんじゃないか?もちろん心を込めて使った方がいいが。
そんなことを朝、目が覚めたときに思い出していた。自分はどんな言葉を使っているだろうかと考えてみた。先ほどのさしすせそ、結構使っている。だが、言葉になっていない音が多いかもしれない。大体「はひふへほ」である。はぁ~、ひぇ~、ふううん、へぇ~、ほーぅ。使い方、イントネーションによっては人を少々バカにしているように見えるなぁ。自分の音でお伝え出来ないのが残念である。
ついでに思い出したのだが、近所のご婦人たちが「子どもを持つなら娘がいい」と言っていたときの話。息子は何を話しかけても、もうねぇ、カラスみたいだから、と言っていた。カラス?と思ったが、言われて見ればそうかもしれないねぇ。何を話しかけても「アァー。」と言う。確かに。先に書いたママの話と重ねると、親がそういうふうに返していたことがあるのか、どうだか。カエルがカラスになることもあるのか。
ただ、少なくとも親がどんなに忙しくても無視をしたことはないのだろうと感じた。親がやったことが子どもからいつか返って来るというのがもし事実だとしたら、今子育てをしている人は自分が言って欲しい言葉をたくさん子どもに浴びせかけるのがいいのだろう。おっ?自分は自分の親から何を言ってもらっていたのか。子どもに何を言って育てたのか。自分のはひふへほ、確かに今家族から返されているところはあるなぁ。親からは?わからないなぁ。きっと本当に無意識の中へ刷り込みされているのだろう。気が付かないで使っているのか。ヒィ~。こんな怖い話に行きつくのか?いや、違うな。
では今日はこのへんで。