一人昼間から節分の豆をまく。「これから2025年度節分の儀を行います。」と小さい声だけれど、真面目に唱える(そういう気分だ)。本当のところは全然わからないし、知ろうともしていないので、適当である。「鬼は外、鬼は外、福は内、福は内、福は内」と鬼を追い出すより福を多めに言う。全部の窓、勝手口、天窓等すべての出入り口らしきものについて、開けては豆をまく。言い終わると閉める。その繰り返しだ。
今日はケーキ屋の手伝いに行く日なので、朝からいつもより早めに起きて買い物へ行き、生の鰯を買って来た。たぶん本来なら目刺しを買うところなのだが、どれを見ても高かった。なので大量に安売りしていた鰯を買い、腹だけ取り除いて、頭をつけたまま焼く。煙さえ出ればOKだと思っている。とても新鮮な鰯だったので、一匹だけ焼いて、後は腹を取り除いて後日食べられるように漬け込んだ。刺身で食べられるような新鮮さ。でもとりあえず「節分」だから、焼いていた。
煙が出ても、部屋の天井には煙探知機が付いているので音が鳴ったら大変である。だから悲しいかな、モクモクする煙を楽しめない。奥の部屋から窓を開けては閉めつつを繰り返し、本格的にモクモク煙が出て来そうなところで換気扇を回す。ああ、つまらないなぁ。でも一旦報知器を止めればいいんじゃないか。これを書く頃にはすでにすべて終わっていて、気が付くのが遅かった。
さて、家の中にまいた豆を数える。まいた豆をいつも年の数分食べるのだ。「一福、二福・・・。」と、実際自分の年齢まで数えるのはとても面倒である。別に「福」はつけなくていいんだ。でも何となく、今年はつけたくなり、途中まで数えて10の位になったときだけ福をつけた。数えている途中で、もしかしたら家の中にまいた数が足りないんじゃないか?と気が付く。どうやら4粒足りないらしい。出来れば気分的にも実際に家の中にまいた「福豆」を食べたい。仕方ないので、玄関を開けて福だけ呼びこんでみた。4回呼び込むのは何となく縁起が悪そうなので適当に。今回玄関だけは異常に福を呼び込んでいる。最後にいつも玄関で多めの呼び込みをしているが、今年に限っては、最初にやったときも多めに呼び込んでいて、さらに呼び込みが増す。もう、回数で縁起が悪いとか関係ないなぁ。何回呼び込んだんだろう・・・。
トニモカクニモ、豆は揃った。「これで、2025年の節分の儀を終了します。」とまた真面目に小さな小さな声を出し、一人終了を宣言した。早速豆を数える。途中で豆を見ていて、モヤモヤする。もしかして、前回は数え間違えでは?実は豆はある?残りがとても多い気がして来る。年の数を数えても、豆が多い。豆10粒増し。福多めってことだ。福の神から見て、今の自分が一気に年を取っているからだよ、なんてことではないことを祈る。
夜には恵方巻を作って食べる予定だ。行事は祭りだ。好きなようにやって、一人楽しむのだ。くくくく。笑う門には福来る。時期違いの言葉かな?まぁ、楽しければどうでもいいか。豆を食べて、鰯をまずは食べて。鰯の頭だけ、門近くの庭の木に刺して来よう。野良猫が来るかもな。
では今日はこのへんで。