外から、近所のピアノ弾きさんの練習の音がする。片手ずつ、良い音がなるまで練習するのかなぁ。あまり人の音を聴いていることはないのだけれど、日曜の朝早くに響くピアノの音は自分の気持ちを柔らかにしてくれる。
まだずっと、心が落ち着かない。忙しくなっていたこの時期に、一度出てしまったアドレナリンが治まることを知らないままでいる。寝ても食べても、何だか戦闘態勢みたいになって自分の中でギラギラしているのを感じる。困ったもんだ。自分にはのんびりすることが好きな自分ととにかくパパパーッと駆け出す自分が両極端にいて、中間とかほどほどとかを上手く調整出来ないのだろうと思う。ん?これは世間で言うところの困りごとなのかもしれないなぁ。どの状態がいいかなんて、自分で結局は選べないし、これでやって行くしかない。
今日は昼からケーキ屋店主の手伝いだ。どうもバイトというにはまだまだ何かおこがましい。お金を貰って働くという状態には程遠い。まぁ、この感覚も自分の身勝手な印象でしかなくて、店主からしてみたら、店を好きで、自分の作るものを好んで大事に扱い、手を貸してくれる人がそこにいるということだけでもきっと良いのだろう。孤軍奮闘よりは、ものすごい遠くにいる使い物にならないかもしれない後方支援の一人がいるだけで、気分も違うじゃないか。たった一人で何かをするよりも、自分以外の誰か味方がいることは、心強いはずだ。
猫の手でも藁一本でも、つかめないよりはつかめる方がいい。人ってそういうもんじゃないのかなと思うのだ。頼りない相手であっても、それはそれで「よし、頑張ろう。」と自分の気合を入れるきっかけになるだろう。「今、ちょっとこれ持ってて!」という時に、目の前に誰もいなかったら困ることだってあるのだ。自分はその程度の手伝いだとしても、いるかいないかでは大きいのだ。そう思って半人前以下の自分だとしても、務めを果たしに行く予定。
はははは。本当に自分って頼りないなぁと思うことばかりだ。もっとアレが出来たらとか、もっとこう出来たらとか、やればやるほど自分の上手く出来ない部分を次から次へとクローズアップして、気分は自滅方向へ行きたがる。けれど、そんなことで頭が一杯であるにも関わらず、こんな調子で意外にも結構ずっと物事に向かって継続して行っちゃうんだよなぁ。案外強いのかもしれない。人から言われることよりも、自分自身の中でのせめぎ合いをいかに乗り切って行くか。戦っているのはいつも自分自身の中なのだ。バカバカしい一人相撲を一生懸命やっているようなもの。うーん、やっぱりバカだな。こういうことは書いて自分のバカさを確認して、さて次に進もう。
では今日はこのへんで。