みんなお金のチラつく話題が好きなのだなぁ。そんなことをブログを書いていて思う。そういう自分もお金についての本を読むし、全く関係なく生きているわけではない。人はお金も必要だし、自分以外の誰かと関わることがどこかのタイミングで必要になるし、家と呼ばれるような物も必要かなと思う。いや、それは自分か。お金も必要なのは自分、どこかで誰かと関りを持ちたいと思う自分がいて、安心して眠り、食べ、ゴロゴロする場所としての家が無いとダメなのが自分である。
今借りて来ている本だって、お金関係が2冊はある。生きるのにはお金が必要なのだ。だから、お金のことに関わる話が書いてあると、みんなが注目するのは当然なのだ。本当はどうすればいいか、すでによくわかっていて実践出来ていないまま、人はどうしているかなぁと覗き見することもあるだろうし、とにかくどうしたら今現状を打開出来るかと情報を知りたいと思う人もいるだろうし、単純にお金というものの魅力にはまっている人もいるだろう。みんないろいろあるんだろうなぁ。
自分は子どもの頃からお金は勝手に貯まるものであった。使い道が思い浮かばないのだ。小遣いをもらっても遣うことがないので、少額でもどんどん貯まる。それに比べ、キョウダイやその周りの友人を見ていると、常にお金が無いと言っていた。遣うからね。そりゃそうだ。遣わなければ貯まり、遣えば無くなるもの。だから自分は遣わないでいると勝手にお金は貯まることを知ったが、増えるわけではない。ただ遣わずに残ったお金が貯まって行くのだ。増えたように見えても、それは積もり積もったお金の額が大きくなるだけ。少額でも大きな数字になって行く。
暫くして、貯金箱に入っていたお金を銀行などの金融機関に預け始めると、利息が付き始める。他人に預けると増えるのだということを知った。増えることを知ったが、大きく増やそうとは思うことはなかった。なぜなら、お金の使い道がわからない。自分にとって増やしたいという欲求を刺激する価値がなかったのだと思う。お金で買えるような欲しい物がそんなになかったというのが大きい。年に一回位は、創作等で使う道具を買うこともあって、お金を遣うこともあったにはあったが、それもたまにだ。
それに比べて、キョウダイは子どもの頃からいつもお金が無くなっていた。友人付き合いで食べたり飲んだりするから、常にお金がない。だから小さな私に「あれを買って半分こにしようよ」とキョウダイ自身が食べたい物を買い、私と一緒に食べる。小食の私だから、そんなに食べないのをわかっていたのだと思う。半分こではなく8割くらいはキョウダイが食べていた。うーん、騙されていたなぁ。まぁ、自分はそれで充分良かったはずで、普段口にしない食べ物を買って味見をして、むしろ余って食べられない持て余した物の処分をしてもらった、というような感じではあった。キョウダイのお金が無くなると、そうやって自分がキョウダイにお金を出していた記憶がある。
ここで思うのが、キョウダイのお金が無い理由。常に友人との飲食代にお金をかけていたことである。交際費はお金がかかるものだろう。楽しみのために遣っているものではあるから、遣いたいのはわかる。けれど毎日毎日お金を際限なく遣っていたら無くなるのは当然だ。潤沢にあればいいのだろうけれど限界もある。お金が無くなったらつまらないようで、お金がないと続かない楽しみなのだろうと思った。
それに比べて自分は、つるんだ友人が良かったのか、一日に使うお金の限度をお互いに決めていたり、家に置いてあるお菓子類を持ち寄ったりして過ごしていた。話をしたり、自転車で遠乗りしたり(たかが知れているが)するときに、十分に茶菓子は事足りた。直接的に「買う」という行為を避けて楽しむことが、小さな頃から経験出来たのが大きいのではないかと思う。あの頃すでに、お金を遣わなくても楽しみはあるということを覚えたのかもしれないなぁ。
家から持ち出したお菓子は自分のためにあてがわれたものだ。確かに親のお金はかかっているが、キョウダイのようにお小遣いに上乗せして、余分に渡すお金の回数が多くなるのと比べると、かなり少額である。または手作りのお菓子を包んで友人と分けることもやっていたし、誰かの家で材料を用意して一緒に作って食べることも多かったから、お金との付き合い方が小さな子どもの頃から違ったということだろう。作りながら、満腹になるほど十分に食べながら、話しながら楽しむ。過ごし方が違ったんだな。
もしかしたら、そういった子どもの頃からのお金との付き合い方が、今に至っても変わらないでいるから、こうやって過ごせるのかもしれないなぁ。何事も経験だねぇ。買わないと手に入らない物もあるから、そこにお金を遣い、買わずに手に入る物にはお金を遣わない。そんな感じだ。あ、今ケーキを買わずにバイト先で試食が出来る。うーん、もしかしたらお金を遣わないで欲しい物を手に入れるというのは、意外に出来るのかもしれないなぁ。
お金を貯めたかったら、遣わないで残す。貯めているだけじゃなくて増やしたかったら、増えるところにお金を預ける。お金を遣わず手に入るものは手に入れて過ごして楽しみ、どうしてもお金じゃないとダメなところだけ遣う。って、すごく当然なことを書いてしまった。
では今日はこのへんで。