今年初の柿を試食。まだ少し堅い感じの小さめの柿を庭から採って来た。急に渋くなってしまうこともあると聞いたので、甘いかどうか確認してみた。堅いが奥がほんのり甘い。渋くなってしまったら干し柿にしようと思っているが、やはりそのまま食べられるというのはいいなぁ。ちょうどご近所さんから柿はそろそろかねぇという立ち話も聞いたので、早速いくつか採って配りに行った。
枝の剪定のせいか、もしくは今年の暑過ぎる気候によって影響を受けた木の健康状態のせいでなのか、枝に付いた実の並び方が不思議な形になっていた。たわわ、という言い方がぴったりだ。けれど、たくさん付いている木の先が下に垂れていて、取りやすいが妙。確かに登らなくて済んで手に届くから、望んでいた形だったが、門を開け閉めする度に枝に当たる始末。夏に実が付き始めてからというもの、郵便屋さんやご近所さんが回覧を届けに来たとき等、入って来るときに行く手を阻んでいた。余計な人はわざわざ入って来ないから良いけれどねぇ。枝を早々に切るにはちょっと実がもったいないし。
やっと切れそうな時期に来て、実を収穫して剪定をして行こうと思うが、どう切って行くかまだ悩む。太陽との関係も予測して行かないといけないから難しい。日が当たるところへ向かってどうしても伸びてしまう。今のところは実が付いた枝をまずは切って、それからかもなという先延ばし案に落ち着く。庭に植えたアボカドも隣の2階の窓に突っ込む勢いで生えているのを見て、そっちを先にどうにかしなくてはと思う。
庭の剪定もこれからやるとして。戻った家の中を見渡すと散らかっているわけではないが、最近パンパンになって来た衣類の引き出しが気になったので整理する。押し入れに入れた衣装ケースのひとつが最近出し入れするときに重い。どうしてこんなことになったのかと思い返してみたら、夏の間に買い足した夏用靴下や貰い物のミニタオルが増えていた。古くて使っていない物がある。パッと見た感じは綺麗だけれど、小さな小さな毛玉が増えていて、触り心地が悪くなった物。ざらざらするから、だんだんと手を伸ばしていなかったなぁ。掃除用に使える物は掃除道具にいくつか残し、あとは捨てることにした。
物も人も自分に必要なければ知らず知らずに疎遠になって行く。接する優先順位というのは正直だなと思う。気が付いたときにすぐにコンタクトを取りたいなら、まだ縁があるけれど、その気がないときはどこか後ろへ見えないところへ追いやられて忘れて行く。そうやって後回しにしてしまった物や人に言い訳は出来ないまま、人生はあっという間に過ぎてしまう。引き出しを見て、人生の時間は有限なんだなぁと思う。以前なら物でも人でもどうにかしようと思ったものだけれど、今はごめんね、さようならだ。すでに今大切だなと思って過ごしてしまっているモノがあるんだ。もしかしたら今までは時間があるから、と考えていたから出来たことなのかもしれない。
そう思いつつも、ほとんど残っていない引き出しを見ると、「ないのか~。」と思う。キラキラした大切な物が残っていそうでいて、自分の引き出しにはほとんど物が無くなる。きっと、それほど大切じゃないんだよなと思って見てしまう。何とか人として生きられる程度の物が残っている。人はどうだろう。自分以外の人を後回しにすることというのをなかなか出来なかったが、最近は自分が優先順位第一位だ。ちゃんと大切なものはあるなぁ。
では今日はこのへんで。