夏の間の生ごみがあるせいで、ゴミを捨てる回数が増えている。袋がもったいないし、プラスチックの袋を毎回大量に捨てていることになるので、環境負荷は大きいんだよなぁと思う。生ゴミをコンポストで処理しようと考えた。以前から何度もやってみて、失敗も重ねて来たが、今回自分が菌の特性を考えて実際に自分のやりやすい方法を取ることにした。
以前は電気で加熱して乾燥させるコンポストを使っていたこともある。臭いが嫌だったので始めたのだが、電気を使うのは環境に対してこれではどうもおかしいと気が付き、やめた。電気代も馬鹿にならなかった。庭の片隅に埋めたり、買って来た菌類を利用して作ったりもしたが、元々庭になかった菌類を入れることで庭の微生物やら虫やらの環境が変わってしまい、何だかこれもしっくり来なかった。それにいつも庭をやたら掘っていたので、きっと隣近所で「いつも大きなスコップを持って掘っている人」と思われていたかもしれない。もしかしたら臭いも出ていたかもしれないなぁ。
親からもらった家庭用の小さなコンポストを使ったときは、ハエのお子様をたくさんわかせてしまって、一度暫く蓋をした。恐る恐る開けて見たときには、たくさんの死骸の山になっていて、また暫く閉じてしまったことがある。けれど、その後かなり時間が経ってから蓋をまた開けると、とても綺麗な土に仕上がっていた。これは失敗でもあるけれど、「土にみんな本当に還るんだ」と思い知った衝撃的な体験だった。
幾度となく、失敗を重ねながらやって来たけれど、虫がわいたり、臭いがしたり、面倒なかき混ぜがあるとどこかで継続出来ずに終わってしまっていた。このかき混ぜという繰り返しが必要なものだと、体調が悪くなったときに続けられないのだ。なので、もっと簡単に出来て、臭いがせず、エネルギーをあまり使わないやり方はないかなぁと思っていたときに、風や日光を利用するコンポストがテレビで紹介されていたのを思い出した。
今になって、改めて調べてみたら、元の土にいる好気性菌を利用して分解を進めてもらうだけの方法だった。これならいいかもしれない。外から虫がつかないように土をしっかりかけること、日に当てること、風を良く通すこと。庭だと動物の侵入があったとき大変なので、ベランダならいいかもと思っている。ベランダなら夏の照り返しを緩和することにもなるかなぁ。また失敗するかもしれないけれど、最後は土に還るから、ね。また取り組んでみようと思う。
ちなみに温室効果ガスを嫌気性菌も好気性菌もどちらも出すらしい。どっちかだけなんてことはないんだなぁ。地球上で生きている生き物だから、何かは出しちゃうよね。だから、生ゴミ処理を家でしたりすることでガスが生まれて良くないよ~とかいう話も聞いたことがある。けれど、とても簡単に自分たちで出来ることなのに、わざわざ人をたくさん使って人工的に大がかりな機器とエネルギーを使って一か所で処理をするというのは本当に必要なんだろうか?と思う。
今はゴミ収集の仕事をしている人からも「生ゴミコンポストのやり方教えます」と広報が入る。実際は環境のことより何より、お金の問題から負担を減らそうということかもしれないよなぁ。だとしたら自分が出した税金がゴミ処理に使われて消えているよりは他のことに回してもらえたらいいなぁ。浅はかな考えを書いた。
では今日はこのへんで。