体調の悪いときに病院に行くと、体調が悪いからこそ、伝えたいことがちゃんと伝えられないという状況に陥る。そういう状況の中、それを汲み取ってくれる相手(お医者さん)かどうかで、その後の体調の良し悪しが決まる。みんながみんな、上手に伝えられるわけでもなく、話せるくらいだから、ある意味それほど緊急性が高いわけでもないから対応や処置がそれほど行われなくてもいいいのかもしれないが、病院に体調悪いのを押してわざわざ行くのだから、どうにか気持ちの面でも良くなって欲しいものだが上手く行っていないようだ。
私自身も定期的に通っている病院でそういうことは多々ある。病院に来ているのに、治らないでさらに調子が悪くなって、再度ひどくなってから病院に行って、やっと薬を処方してもらったり、その場で少し楽になるような処置をしてもらうことがある。
で、今回私ではなく、私の親が病院に行って来た話だ。高齢になっているので定期的に血圧などの薬をもらっているが、昨日ちょうど病院へ行って来たと電話で話していた。何でも、ここのところ調子が悪いと言う。熱が少しあるとのこと。他の足腰や歯の痛みがあるから解熱剤を度々飲んでいるとも言う。だからはっきりとした熱が計測されるのは一日の内で1度。朝起きたときだけだと言うのだが、その話をせず病院にかかったらしい。ここ数日気温が低いから、熱中症というわけでもなさそうなのだが、熱があるなあと思いながら病院に行き、それを先生に何も言わず、普段の薬をもらって、定期健診としての血液検査をして帰って来たそうだ(昨今、まず電話して別室へ行くべきじゃないか?!)。熱は今は平熱だが、調子が悪い、昨日血液も採られてだるいから、足りないものがあるので買い物に行って来て欲しいという電話だった。
えー、なんでだ。病院に行ったのに何で何も言わないの?判断力が鈍っているのは高齢のせいなのか体調のせいなのか。まあどっちもだが、体調悪いんです、という言葉を先生にひとこと言わないのかなと思ってしまう。体調悪いと思いながら、結局血液検査も断れずやって来てしまい、歯痛のせいでご飯もちゃんと食べられていない、体調悪い悪い、とこちらに言う。そのうち急に真顔の言葉になって「え?今日ダメなの?買って来てくれないの?」とちょっとキレて来る。そんなふうに言えるほど元気だったり、ダメだったらどうにかなるなら、他を当たれよと思うのだが。面倒だったので、後で買って行くことを了承して、電話を切った。と言っても、朝食の途中でかかって来た電話で30分ほど話を聞いてしまったせいで、食べ物が冷たくなってしまい、美味しいタイミングを逃してしまった。むむむむ。
親が体調が悪いと電話して来るのはいつもで、自分の子だから、と気を許して甘えて来るのだろうとは思う。だが、こちらも体調が悪いときは最悪だ。私がいつも健康で体力があって元気いっぱい・・・なわけないだろうよ。これだけ梅雨っぽいジメジメの季節なんだから、体調が良いわけがないとは思わないのだろうか。季節の変わり目にはぐったりして生きている我が子の姿を何十年も見ているはずなのに忘れているのか?そこだけ「そうだったっけ?」とボケるのか。いつまで経っても親は自分の理想像のフィルターがかった曇った目でしか子どもの姿を見ていないのかもしれないなぁ。困ったもんだ。
まぁ、子ども側からしたって、たぶん同じで曇った目で「こうであって欲しい」像を親に対して見ていて、いつまで経っても手がかかる一方の現実との差で腹が立っていたり、面倒くさくなっていたりするものなのだろう。理想ばかりが膨らんで目が曇るのは同じか。今日は空も曇っている。雨よりマシか?蒸し暑くなって来た。やだな~。体調が自分も悪いから、判断を誤っている。断れば良かったかもしれない。
では今日はこのへんで。